・高知名物、港の大宴会に潜入!
第2回ダメ親父杯争奪バリカンマッチin大浦
2005年 6月19日 高知県大月町 大浦
今回は噂の宴会集団?「ダメ親父会」の宴会&釣行会があるということで高知県の西南、大月町にある大浦まで足を伸ばしてまいりました。
といっても当初は数名でささやかに釣るはずだったのですが、あれよあれよという間に参加者が次々加わり、ついには総勢20名という大釣行会へと姿を変えてしまったのです。
先月のサタンフェスタでは主に愛媛の方々とお会いすることができたのですが、今回は高知の方々ともお会いできる、しかもいつもお世話になっていながらほとんどの方とは初対面ということで、随分前からワクワクしておりました。
さらに大月町での磯釣りは初体験。
今年の正月にすぐ近くの小才角での釣りを計画し、カルロス・ガ〜ンさんのご好意で磯の予約までしていただいて、当日はガ〜ンさんと楽しく釣り勝負をしようと楽しみにしていたのですが突然の入院で水泡に化してしまい、無念の涙を飲んでいただけに感慨も一入です。
例によって前日から叔父叔母の車で休み休み約7時間かけて目的地へ。
早く現地にたどり着いたら港で落とし込みや探り釣りをして楽しんでやろうと企んでいたのですが、親戚の都合が悪くて出発が遅れてしまい大月町に入ったのは5時を回っていました。
御荘あたりでガ〜ンさんに連絡を入れると大浦にはすでに何人か見えられているということなので、宿に入る前に顔を出していくことにしました。
国道が海にぶつかったところで西に折れて大浦の港へ。あっ、いたいた!去年の夏に紀州釣りであしずり港を訪れたとき以来のガ〜ンさん、由良のウハトレ以来実に3年ぶりの再会になった、たんちゃん&のびたさん、サタンフェスタでもお世話になったヤッシーさん。
それに初対面のごんたさんややっちんさん・・・みんな満面の笑みで嬉しくなってきます。
挨拶して、そのまま暫くあれこれと楽しく雑談し、一旦港を後にしました。
ガ〜ンさんがお世話してくださった宿に入って一休み。一眠り。そして9時を過ぎた頃に起き出して再び港へ向かいました。
しかしそこには、夕方に見たのとは全く異なったこの世のものとは思えないような光景が・・・。
覆面を被った人、ミッキーの耳を付けた人、顔にさまざまなペイントを施された人(と言ったらカッコいいけど、実際は落書きされているだけ)・・・そんな人たちがわんさと集って車座になり、酒を酌み交わしています。
知らずにこの場を通りがかった人なら腰を抜かすか、迷わず警察に通報していたに違いない。
僕も一瞬、宿に引き返そうかと思ったけど、やっぱり輪の中に。
夕方より一段と人数も増えて賑やかなことと言ったら。
赤い覆面のごんたさん、一本眉毛が似合うフォースさん、覆面もしていないのにタイガーマスクに変身しているガ〜ンさん、なんとも言えない落書きのたんちゃん、のびたさん、ka-minさん、それにあさちゃんとは特にゆっくり語り合うことができました。入院中は本当に心配してくださっていたようで、ジーンときてしまいました。
akiちゃんには美味しい蕎麦や南蛮漬けを食べさせていただいて感動。
とっつきにくい感じなのかなと勝手に想像していた秋ちゃん、親方が実に楽しい方たちだったのにビックリ。
ヤッシーさんは・・・すでに丸太になってますがな〜(笑)あっという間に時間が過ぎてしまい、もっともっと、できれば朝まで語り合い、笑いあいたかったのですが、体のことを考え、明朝の再会を楽しみに宿に引き上げしばしの眠りにつきました。
渡船の出発は4時半ということで、まだ夜が明けきらぬ中、部屋に侵入した蚊の猛攻であまり眠れないまま宿を発ちます。
今回は参加者全員うねりと雨に戦々恐々とし、日替わりで二転三転する天気予報に一喜一憂していたのですが、宿の外はどんよりと曇っているもののどうにかこのまま保ってくれそうな気がしていました。
しかし竜串から西に行くにしたがって雨の気配が強くなっていき、途中からは道路が濡れています。そして大浦まで行ってみるとなんと水溜りができているではありませんか!竜串とは10キロほどしか離れていないのに、なぜ!?
港には車は停まっていますが人影はまばら。みなさんさすがにそれぞれの車の中で夢の中のようです。
そんな中黙々と準備をされている方に挨拶をすると、夜中に到着されていたはぐれがまさんでした。
なんかイメージと違うぞ!!(笑)夜中の焼肉が応えていたようですけど意外とシャイなかただったんですね。
そしてG−AREXさんとも再会。これで大浦周辺の雨の理由が分かりました。
続いて釣巧会のryotaさんとトモさんともはじめての対面を果たすことができました。
やはり朝到着組は気合十分ですね。
それにひきかえ宴会組は・・・(笑)
ゴソゴソと起き出してきて寝ぼけ眼と千鳥足で準備しています。磯渡し、大丈夫なんかいな〜
そうこうしているうちに出船の時間が来ました。今回は大人数なので2度に分けてのピストン運行です。
僕は第一便に乗り込むことになりました。
港を出ると少しうねりがあるようです。それでも危険というほどでもなく、心地よい揺れと潮風で心が弾んできます。
しかし隣を見るとはぐれがまさんが青い顔をして目が虚ろ。異常なほど芸術的なほど船に弱いと聞いておりましたが、まさかこれほどまでとは・・・
僕はそのはぐれがまさんと「エイガハエ」に上がることになりました。
道具を運び上げ、とりあえず準備をしようと道具を移動させていると、なんとロッドケースがフラフラのはぐれがまさんの頭を直撃!
これが決定打となってしまったのかついにダウン。磯の上に横たわられてしまいました。
申し訳ありませんっ!!
満ち潮でうねりがあるので慎重に波の動きを見極めて釣り座を決め、安全な位置から第一投。
撒き餌をかぶせるといきなりウキが入り、コッパ尾長がひらひらと上がってきました。朝一番の太仕掛けなのでファイトは無しです。
今日はこのコッパに悩むのかと思っていましたが、何投かするうちに真の敵が分かりました。
海いっぱいに沸き返る石鯛の群れです。石鯛といっても小さくて青ざめてはいますが・・・。(素直にオヤビッチャと言えよ!)
サシエが残らず悪戦苦闘でした。沖の島や柏島にかかっていた雲のカーテンがこちらにも下りてきてポツポツと雨も落ちてきました。
それでもしつこくやっているとたまたま30cmのイサギが食いついてくれました。これは嬉しい!
振り返るとようやく復活されたがまさんもグレを上げられています。
少し経って今度は33cmがヒット!しっかり〆てクーラーに放り込み、再び投入するとすぐにカツーン!
よっしゃ!入れ食いや!!と思ったけどあえなく針外れ。それっきりイサギとは音信不通になってしまいました。
しかもここにきて一気に雨脚が強まり、えらい豪雨になってしまいました。これでは釣りに集中できません。
幸い30分ほどで小降りになり、弁当船の頃にはすっかり上がっていましたが海中は沈黙です。
潮が上げに変わるとうねりが勢いを増し、いい感じの波気でいかにも釣れそうに思えたのですが下り潮が流れていたせいかコッパ数尾で終了。1時に納竿となりました。
特に上物はどこも調子が悪かったようですが、それでも船上は笑顔で溢れています。再び死にそうな顔のがまさんを除いて。
特に底物師・ごんたさんは得意顔です!なんと61cmの石鯛を見事仕留められておりました!
さすが、やるときはやりますなぁ!!
そして港で後片付けをしながらワイワイと話が弾みます。
記念撮影をし、釣巧会のお二人から美味しいタタキをいただき、さらに秋ちゃんにはせっかく釣り上げた石垣鯛をお土産としていただいてしまいました。
どちらも家族で堪能させてもらいました。本当に感謝しております。
今回もとにかく楽しい釣りでした。やはりネット仲間との釣りというのは最高に面白いですね!
ガ〜ンさん、みなさん、とにかくお世話になりました。
また次の機会が楽しみです!!
フォースさんとごんたさん。
銀行強盗の集会ではありません(笑)お〜い、早く来いよ〜。 エイガハエから双子を望む。
沖の島と柏島周辺の磯が見えます。見事に石鯛を仕留めたごんたさんと、撮影する(
撮影させられている)人たち。みなさん、ありがとうございました!また一緒に釣りましょう!! 釣行記TOPへ