・復活した名鹿の磯へ!
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下田港から名鹿方面に渡してくれる丸西渡船。 |
四万十川の河口の西にある名鹿(なしし)の磯にこのGWごろから渡し始めた丸西渡船。私がこの渡船を初めて利用できたのは、営業開始後ひと月でドック入りという予想外の事態となった前回釣行からちょうど一か月後。立て込んだ仕事の狭間と天候と夏季休暇が噛み合った、空梅雨真っただ中の日でした。
丸西渡船が停泊しているのは下田港。3年ほど前まで営業していた勝丸渡船の母港だった名鹿漁港ではなく、四万十川の河口の寸前で東側から合流する竹島川の、その最下流にある川港の一番奥の岸壁です。
24日午前4時半、その渡船の前で準備をしていると明るく気さくな船長が登場。「ど干潮で船に乗り降りしにくいから、もう一つ下流の組合前の岸壁から出ます。」ということで、現場まで軽トラで先導してくれました。
改めて準備をしていると同じように海を渡ってきた福山の方が到着。「昨日は泊浦に行ってきたんですが不発でした。仕事が終わってすぐに走ってきたので磯の上で寝てました。」「私も到着が遅れて結局20分しか寝られなかったので、今日は釣りせずに寝てるかもしれません。」などという話をしながら回航してきた渡船に乗り込んで、予定通りの5時に出発しました。
一時期アカメを夢見て散々通った四万十川河口ですが、船の上から見るのはさすがに初めてです。その雄大な景色や怪魚が潜んでいそうな海蝕洞の存在にも驚きましたが、結構うねりがあるのにもビックリ。そのうねりに揺られながら進んでいくと、何度も見た名鹿沖の懐かしい風景が見えてきました。
最初に着岸したのはフタツバエ。ここは渡船再開後絶好調が続いているそうなので、磯釣りを本格的に始めてそれほど経っておらず、名鹿にも初挑戦だという福山の方に上がってもらいました。
その後、船長とあれやこれや楽しく話しながらやってきたのは、こちらも名鹿を代表する磯ゴデン。うねりはありますが今日の状況なら大丈夫だろうとのことなのでここへの渡礁を決定しました。
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四万十川河口。うねりが結構入ってきていました。 |
ゴデンの船着きと背後の高台。
午前中は荷物の所まで洗われることもありました。 |
・ゴデンの船着き
磯の先端部分や低く平らな所には当然出られませんので、荷物を三角形が連なる高い所に上げておいて南向きの船着きでスタート。
潮は磯の前面に向かってゆっくりと流れています。足元にマキエを入れ、10mほど沖にウキ下2ヒロのG2の仕掛けを投入すると1投目で小ぶりのタカベが掛かってきました。夏のタカベの旨さは折り紙つきですが小さい。今回はこれに悩まされるのか・・・と思っていたら釣れてきたのはこれ1匹だけ。その後は足元にはチョウチョウウオ、掛かって取り込めるのは手のひらサイズの尾長、口太、磯際ギリギリではアカササノハベラという状況が続いていました。
掛かって取り込めるのということは、取り込めないものが多いということです。とにかくバラシが酷い。ハリは伸びるわ、道糸が20m以上ギザギザにされるわ、一気に消し込んだその瞬間に噛み切られるわ、もう訳の分からんバラシが何回あったやら。潮が上がってきて船着きがたまに洗われるようになったのでバッカンを一つ後ろの岩まで後退。マキエと仕掛け操作は後ろの岩で、やり取りは前の岩でということになり、しかも足場が悪すぎて足元を見ずには移動できないという状況ですからどうにもなりませんでした。まあバラしている魚はほぼキツでしょうけどね。こんなの獲れるか!というサイズが見えてましたし。
で、9時半にやってきた弁当船までにキープできた魚は、7時1分にゼロ沈めで掛けた29cmの口太が1枚だけ。今年2枚目の30cmオーバーは遥かに遠いなあ・・・。
・なぜか1枚
弁当を食べた後も同じ状況が続いてましたが、下げ潮が本格化するころになって変化が出ました。
11時ごろ、磯に沿って先端側に流れ、低場のサラシに変わっていく潮とは別に、右の方から来てサラシの先端とぶつかる沖の潮にうっすらと潮目ができました。そこを3ヒロ取った3Bの仕掛けで狙い撃ちすると、ウキが勢いよく消し込んで、さほど強くはない独特の引きを感じた後にハリ外れ。次の1投、同じ所でウキが沈み、同じ引きをする魚がヒットしました。今度は掛かった位置がよく、問題なく取り込めた魚は今回の裏本命、体型からして旨そうな37cmのイサギでした!やったぜ!
これはイサギの群れ回遊中か!?と興奮して打ち返しますが後が続きませんがな。そういえば船長が「ここのところグレはよく釣れるけど、イサギはなぜかどの磯でもみんな決まって1匹ずつしか釣ってこん。」と言ってたもんなあ。
イサギは結局これ1枚だけでしたけど11時40分には同じポイントで35cmの口太グレがヒット。やりました。やっとのことで高い壁を突破できました。
・潮目が次々やってくる
グレのヒットから10分もしない間に海面に大きな変化がありました。長大な潮目が沖から近づいてきたのです。その潮目が低場の前のサラシと重なった時に仕掛けを投入すると3Bのウキが斜めに消し込んで40cmくらいのチヌがヒットしました。しかしこれは掛かりどころが悪かったらしく、水面直下でハリ外れ。その数投後、11時58分には同じようなところで同サイズのノトイスズミがヒットしてこちらは無事にネットイン。無事にとは言っても網の中と磯の上は大量のフンでえらいことになってしまいましたが・・・。(磯は波のウォッシュレットできれいになり、網はリリースのついでに波で洗っておきました。)
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長大な潮目が到来! |
前から思っていましたが、この名鹿というエリアは潮目が発生しやすい条件でも整っているんでしょうか?先ほどの潮目が波打ち際に消えてから10分もしないうちに別の潮目がまた、沖から磯に急接近してきました。ただしこの潮目は前のやつとは違って緑色の潮と速い当て潮を連れてきてしまいました。その潮目の中で手のひらサイズのカンパチの子(シオ、ネリゴ)が釣れましたが、やはりこれはよくない潮のようで、釣りにくいしアタリも魚影もたちまち無くなってしまいました。
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潮が一時的に緑色に変わりました。 |
・最後に連発
13時ごろになると潮位も充分下がりきり、うねりもかなり弱まって低場の最先端まで出られるようになりました。(時折来る一発波の時には走って逃げなくてはなりませんし、バッカンは後ろにしか置けませんが。)その間、何度かの潮目の交差を経て潮の流れは元に戻り、流速も上がっていい感じになっています。
そこでこれまで位置的に攻め切ることができなかった場所まで流していくと13時19分に33cmの口太がヒットしました。
さらに、53分には今回も持参した食用冷凍むきエビにアタリがあり、竿を持っていくまで待って合わせると暴力的ではないもののこれまでとは一味違う強さで抵抗してきました。上がってきたグレはこんな時期なのに身の分厚い36cmの口太グレ。このラ・ムーの1袋298円のむきエビにはいい仕事をしてもらってます。
そして14時9分には31cmの口太を追加。その少し後には磯際近くでむきエビに強烈なアタリがあり、ドラグを滑らせながら1.75号の竿を曲げて曲げて浮かせはしたけど直後にハリ外れ。掛かっていたのは喉の周辺を極彩色に飾り立てたアオブダイでした。
おっと、もう14時半じゃないか。そろそろ片付けにかからなければ。ということで、初日は29、31,33、35、36cmの口太と、37cmのイサギ1枚をクーラーに収めて納竿。前半戦はどうなることかと思ったけど、後半になってここまで変わるとは!今日は疲れ果てて寝ているはずだったけど、磯に上がれば寝ている時間なんかありませんね。気温は30度近かったけど涼しい風が吹き続けていたので体力も温存できました。
14時45分に迎えの船に乗り込み、フタツバエでジンクスを打破してイサギを2枚釣ったという福山の方を回収して、30分ほどかけて下田港に戻りました。
船の中や港では福山の方と周辺のマイナー渡船区や安い宿、氷の自販機など遠征の時のお役立ち情報を交換し、船長とワイワイ楽しく話しながら片づけをして港を出発しました。船長への挨拶は当然、「また明日お願いします!!」でした。
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二日目回収時のゴデンと、初日の最長寸36cmの
口太グレ。 |
・二日目はイサギを
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サラシ側から船着きを望む。船着きは足場も釣りやすさも抜群! |
その夜は中村駅近くの宿でゆっくり眠り、翌日は中村フィッシングでマキエを混ぜてから下田港の漁協前に直行しました。
岸壁に集合していたのは地元の方ばかり4人、それに回航してきた船に乗り込んでいたルアーマン2人。この2人は磯には渡らず、船から様々な魚を狙ってみるんだそうです。
この日も予定通り5時ごろ出港。四万十川河口のうねりは相変わらずです。
今日の狙いはグレよりもイサギ!ということで、船長が薦めてくれたのはナナマでした。大好きなカメという選択肢もあったけど、その近くのフタツバエは昨日小アジが多かったとのことなので前者に渡礁しました。
・ナナマ
ナナマは大名鹿の海水浴場と名鹿漁港の間にある大きな磯で、かなり沖にあって水深もあり、足場も抜群。磯の右側はうねりが直撃して常時大きなサラシが出ており、船着きのある左側は穏やかです。右側のサラシは面白そうですし、足場も高いので危険もなさそう。でも攻めるのは大変そうだし、切り札のポイントの温存のためにも船着きに釣り座を構えました。
一見穏やかな船着きのポイントは竿を出してみると潮がしっかりと動いていました。一つは磯の左から入ってきてそのまま磯際に沿って右のサラシに流れ込む潮。もう一つは磯の左角にぶつかって浅い角度で右沖に進み、薄い潮目を作りながら右の大サラシの先端に向かう潮。開幕直後は磯際をかすめる潮の方に断続的にマキエを打ち込み、磯の角の小さなサラシの側にも少々入れて、沖の潮の潮目にウキ下を2ヒロ矢引き取ったG2のウキを投げ込んでマキエの合流を待っていました。すると5時47分、開始からわずか2〜3投でウキが消え、いきなり本命のイサギが登場しました。しかも39cmのナイスサイズ。体型もよく味もよし。この時期の楽しみの卵もちょうどいい具合の育ち具合という至福の一枚でした。さあ、今日は福山の方のように「1日1枚しか釣れない謎のシステム」を打破できるかな!?
その2投後にはもっと角に近いところで鋭いアタリがあり、1.75号のトーナメントが弧を描き、ドラグがジリジリと滑り出していきました。しかし昨日と違って足場の移動も必要ないので、ひとのしさえ凌いでしまえば大丈夫。落ち着いて弱らせてからタモに収めたのは名鹿の名物、45cmくらいのサンノジでした。
名鹿はこれがとにかく多いからある程度パワーのある竿を使わないとしんどいだけなんですよね・・・。なんて思いながら魚の口に左手人差し指を突っ込み、速攻グレX7号の軸を押して外していると、そのタイミングで魚が大暴れして指に痛みが。人差し指の爪がハリかハリスに切り裂かれ、爪の下からは血が染み出してきているではありませんか。うわ〜、やってしまった。これはまさしく手痛い戦力ダウンだ・・・。
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いきなり本命。「謎の1枚システム」が不安。 |
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名鹿もチヌの名所に化けるかも。 |
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スリムな体型ですが39cm! |
・今日も3Bが大活躍
複雑な海況にG2のウキではやりづらさを感じたので、人差し指が使えないやりづらさを感じながら仕掛けを交換。昨日活躍した3Bの誘導仕掛けをセットしてみました。
これで左角の小サラシを攻めてみると、すぐにウキが引き込まれましたが空振り。そこで、もう一度同じところに投入するとまたアタリがあり、今度はバッチリフックアップ。引きの強さは先ほどのイサギと同じくらいなんですが、妙に走り回るなあと不思議に思いながら浮かせて納得。掛かっていたのは40cmのチヌでした。「ああ、なるほど。この辺りのこの魚の引きだわ。」
この頃、6時20分ごろから、手前のマキエに大きなキツが反応するようになっていました。沖では見えていないようですが、またそのうち掛かってくるのではないかと心配しながら釣っているとその沖のポイントでウキがスルスルと沈んでいきました。
かかった魚はわりと大きそうですが、暴力的な引きではありません。磯際に突っ込まれる前に大急ぎで巻いて、竿を突き出して磯際を躱して持ち上げるとこの日初の口太グレの姿が見えてきました。しかもナイスサイズだ!タモ入れして測ってみると39cm!痩せているけどこのサイズは本当に嬉しい!
それからコッパ尾長やサンノジ、30cmくらいのキツなどを釣った後、7時19分には32cmの口太を追加できました。
・変遷、そして・・・
しばらくすると沖の潮目が無くなり、流れも衰えてしまいました。そこでまだ潮の効いている磯際を伝ってサラシの下に流し込む戦法を模索してみると、ウキ下を浅くした仕掛けに40cmくらいのブダイがヒット。相変わらず重たいだけで全然引きませんでした。その5分後、7時37分には31cmの口太がヒット。こちらは気持ちよく引いてくれました。
しかし、この磯際の潮もまもなくストップしてしまいました。この事態に釣りにくそうなサラシ場への引っ越しを覚悟しましたが、やがて潮に変化があらわれて再起動してくれました。ただしこれまでの潮とは反対の、右前方から入ってくる当て潮としてですが。
普通に釣るには面倒な潮。でも、寄ってくる仕掛けを磯の角の向こうへ流し込む形で処理するのであればやりやすい潮。
マキエを仕掛けの想定軌道上にセットしておいて仕掛けを遠投。するとウキは次々と波間に消えていき、8時26分から1時間足らずの間に31、30、32、32、30、34cmの口太グレと大小さまざまなサンノジが数枚、おまけに34cmの痩せたチヌもヒットしてきました。昨日の昼まで半年間、30cmのグレが釣れなくて釣れなくて悶えていたのはいったい何だったんだという食いっぷりです。昨日後半の貯金もあるのですでにキープサイズは32〜33cm、30cmのグレは記録写真も撮らずに即リリースです。
9時半ごろに弁当船が近づいてくるのが見えたので、竿を曲げているのを見せつけてやろうと思っていると折よくヒット!強烈な引きですがここは昨日と違って獲りやすいポイント。落ち着いてやりとりしていたけど、道糸とハリスの結節部が飛びました。今日は8の字チチワのループtoループを試していたけど、度重なるファイトを経てとうとうチチワの一方が裂けてしまっていました。(横着するから・・・)
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船着きから南側を望む。結局サラシでは竿を出さず。 |
まあ掛かっていたのは十中八九サンノジですし、船はまだまだ遠かったから、何もなかったような顔で弁当の到着を待ちました。
・潮の下がったあとに
「東風になったから波が出るかも。やばくなったらすぐ電話して!」
弁当船で船長から言われたように、快適に釣りをさせてくれている涼しい風が弁当船の少し前から東風、つまり沖からの風に変わり、うねりが少し勢いを増すとともに、船着きへの当たり方も変わって、時々バッカンの近くまで駆け上がってくるようになっていました。釣り座を後退させた状態で弁当を受け取ってすぐに平らげ、後半の釣りに突入したのですが、それはかなり不安な気持ちになりながらのスタートでした。それにこの正面からのうねりに押される状況、相当に釣りにくいぞ・・・。
それでもどうにか30cmのグレを3枚追加し、32cmを取り込んだ10時半ごろには上げ止まりとなりました。11時半ごろには潮位も下がり、うねりも少し落ち着いてきたので一安心。さらに潮流もまた反転して開始直後と同じような右のサラシに流れ込むようになって、またもラッシュが始まりました。
11時45分から1時間の間に手にした30cm以上のグレは5枚。31〜31.5cmが3枚に32.5cmと33cmが1枚ずつ。それと相変わらずのサンノジ、さらには3枚目となるチヌ、42cmです。このチヌはこれまでのものと違って体高も厚みも実に威風堂々としたもので、瀬戸内の同サイズのチヌとは別物と思えるようなパワーとスピードで走り、潜ってくれました。
・訳の分らぬ潮と眠気と
ここまでずっと3Bのウキで通してきて、状況の変化にもウキ止めの位置やオモリの位置を動かすだけで対処してきましたが、13時すぎになると水面だけが物凄いスピードで右に滑り出し、水中のフカセウキゴムやハリスがウキのはるか後ろに取り残されて引きずられていくという状況になってしまいました。打ち込んだマキエの煙幕も、”上空の風が強い日に大噴火を起こした火山の噴煙“みたいになっているし・・・。
さすがにこれでは釣りになりませんから仕掛けをチェンジ。とりあえずシモリ玉を残したままウキを0号に換えて沈め釣りを試みたものの、これでは全く歯が立ちません。こういう時には・・・と、ロッドケースの奥の「倭比売命(やまとのひめみこ)の小袋ボックス」からタナプロ仕掛けを取り出して使ってみましたが、水中のマイナスウキが浮いてきてしまうという滅茶苦茶な潮では何の役にも立ちませんでした。
まあ30分もすれば潮も落ち着いてきてまた3B仕掛けが活躍できるようになり、13時34分には31cmの口太が食いついてきてくれました。
さらに時間が経つとまともな潮に戻りはしましたが、30cmの口太と尾長コッパがポロっと釣れた以外は食わなくなってしまい、何よりも2日合わせて19時間の釣りと連続ヒットの疲れで眠気がMAX。帰りの運転のためにも少し寝ておこうと思って14時5分に納竿し、道具を片付けバッカンと磯を洗って寝る態勢に入ったところに丸西渡船が到着。ナナマは今日使っている磯で一番港寄りだから回収は一番最後だと思っていたのにいきなり回収されてしまいました。その分、船上で風を受けながらウトウトできたけど。
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磯の右角からの風景。手前から大名鹿の浜、小名鹿の浜、そして四万十川河口。 |
磯の裏側。かつて渡船が出ていた名鹿漁港が見えます。 |
・かえってきてうりしか(琴石なる)
この日はフタツバエもカメもゴデンもコッパ〜30cmちょいを少々、イサギを釣っていた人もやっぱり1枚ずつしか釣れていませんでした。本当に何なんでしょうね、この「謎の1枚システム」は。そしてアジが回っているという話だったフタツバエは、ブリの子(モジャコ)が沸いて回収のたびにヒットして大変だったとか。ちなみにオフショアからのルアーでは70cmのヒラメが仕留められていたそうです。
そんな中、30〜39cmの口太グレ20枚、チヌ3枚(イサギ結局はお約束の1枚だけ)という釣果を出せたことでようやく調子を取り戻せそうな気がします。力のある方ならこの状況に満足せず、31cmのグレを躱しながらもっと上のサイズを求めて試行錯誤して結果を出したんでしょうけど、今回の私はこれで大満足。でも次に名鹿に来るときはそういう釣りをやってみてもいいですね。
特別な大物は期待できないながら北西風に強く、秋の釣れ出しも早くてじっくりと楽しめる魅力的なポイント・名鹿。こんな場所が復活してくれて本当にありがたいです。ただ、釣り場選択の悩みはますます深まってしまいましたけどね^^
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2日目に釣れた30cmオーバー。(あと5枚は写真撮らず。)あの壁は何だったのか・・・。 |
お持ち帰りはこれだけ。左2列は初日の分。 |
● 名 鹿 nashishi |
利用渡船 |
丸西渡船 |
出港地 |
高知県四万十市 下田漁港 |
時間(当日) |
5:00〜14:45
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料金 |
3000円
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駐車場 |
無料 |
弁当 |
500円 |
宿/仮眠所 |
なし |
システム |
今のところ特に無し |
磯替わり |
可 |
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半夜釣りは未定 |
*データは釣行日のものです。間違いや営業内容の変更があるかもしれませんので、
必ず渡船店にご確認ください。(内容については一切責任を負いません) |
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